ステンレスの電解研磨

ステンレスの持つ性能を最大限に引き出す電気化学的研磨。

主な用途

光沢を出す、表面粗さの改善、表面の微細汚れ除去、耐食性向上など

ステンレスの電解研磨の特徴

  1. クリーンな表面が得られる
    ステンレス表面を溶解させることで物理的研磨では除去しにくい異物や微細汚れを取り除き、洗浄性のよいクリーンな表面となります。
  2. 高い耐食性を得られる
    クロムに富んだ、より強固で安定な不動態皮膜ができる結果、高い耐食性をもつ表面となります。
  3. 光沢が出せる
    バフ研磨とは違った表面粗さ、光沢の表面となります。
    バフ研磨の代わりに、またバフ研磨との組み合わせも可能です。
  4. バフ研磨不可能な部分の研磨が可能
    物理的研磨では研磨工具の大きさにより研磨できない部分があります。
    電解研磨ではこのような細かい部分の研磨が可能です。
  5. 溶接ヤケや熱処理ヤケを落とすことが可能

事例 SUS316L サニタリー配管

電解研磨前
電解研磨後

表面粗さ(JIS B0601 ʻ2001) 測定機器︓テーラーホブソン社 フォームタリサーフS5K

  Ra (算術平均粗さ) Rz (最大高さ)
電解研磨前 0.8526㎛ 4.0523㎛
電解研磨後 0.0585㎛ 0.3241㎛

電解研磨によりバフ研磨の目が消え、微細汚れが除去された耐食性の高い平滑でクリーンな表面となります。

処理品例

ノズル/エルボ/ブッシング/各種配管
ストレーナー/各種タンク/チャンバー
フランジ/容器/器物/シリンダー/カバー
キャップ/ナット/ボルト など

  • 極小品から特大品まで数万点の実績がございます。
  • 単品の試作品から、量産まで対応可能です。
  • 全自動電解研磨装置により大ロット品も対応可能です。

適応材質

  • オーステナイト系(SUS304、SUS316等)
  • フェライト系(SUS430等)
  • マルテンサイト系(SUS410、SUS420等)
  • 二相系(SUS329等)
  • 析出硬化系(SUS630等)※

※熱処理の状態によって仕上がりが異なります。

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