化学研磨の精度コントロール

精密部品の処理に当っては寸法変化の精度を求められることはよくあります。
電解研磨にしろ、化学研磨にしろ、一般の方は、それらの処理によって表面が溶けるときは均一に溶けるものと考えがちですが実はそうではありません。部品のある部分はよく溶けて、ある部分は少ないということが普通です。

処理前と処理後における変化量、一口に変化量と言っても、その内容はいろいろです。
寸法で見るか、重量で見るか、あるいはその両方か、また寸法で見る場合は、どの部分の寸法を見るのかを特定しなければなりません。

中野科学では、化学研磨で厚みの変化量を目標値の±0.003mmでコントロールする小さい精密部品の処理を現在行っています。これは、数万~数十万個に及ぶテスト、データの蓄積なくしてできることではありません。
細かい精密部品の処理で、寸法精度のコントロールなどでお困りの場合は上記の経験がそのまま適用できるわけではありませんが、活かせるのではないかと考えておりますのでご相談ください。

細かい精密部品の処理で、寸法精度のコントロールなどでお困りの方はご相談ください。