酸化発色活用例「識別利用」


酸化発色処理したトレイと無処理のトレイに
ステンレス部品を置いた視認性の比較

色があることにより区別が容易になります 

・製造工程区別
・製品区別
・サイズ識別
・用途識別

ステンレス用具をもちいて白い部品や薄い色のものを扱うとき ステンレス色のままだと見づらいですが、色がついていれば良く見えるようになります。
そしてその皮膜が剥離しないならば色による汚染も考慮する必要が無くなります。
また、磁石に付かないステンレス部品が白い製品に混入してしまったとき、部品に色がついていればその発見は容易になります。こんな利用もされています。


無処理のトレイにステンレス部品を置いたもの

酸化し発色処理をしたトレイにステンレス部品を置いたもの
利用分野 医療、医薬、電子、電機、精密、食品、宝飾、その他
(特に異物混入を嫌う現場)
品物自体の用途 白金や小さな部品を扱う現場では発色したトレイに入れて視認性を改善して扱っています。
トレイだけではなく製品やその一部に色をつけ白や淡い色のもの見やすくしています。
仕様 材質:SUS304,316,420,430,440等
処理目的

色をつけることにより見やすさを改善したり、存在を明確にしたりします。