酸洗いに関するよくある質問

酸洗いは何のため?

酸洗いをすることで溶接ヤケが取れて、製品の美観が向上します。
また、溶接箇所は腐食しやすいですが耐食性の向上という効果があります。研磨や鍍金、コーティングなどの下地処理として使われる場合も多いです。

材質は?

ステンレスでは18ステンレス(SUS430)、18-8ステンレス(SUS304)、チタンも可能です。さまざまな材質に対応しますのでお問い合わせください。

どんな薬品を使うのか?

酸洗いの目的でつかう薬品はさまざま(硝酸、フッ酸、塩酸、硫酸など)で、使い分けをします。

作業はどのように?

酸洗いの薬品を入れた槽に製品を浸漬します。目的とする仕上がりになるまでそのまま漬けておき、取り出した後水洗を行い、後処理としてヤケ落とし、圧力洗浄、超音波洗浄、純水洗浄などを行い、乾燥をします。

値段は?

製品の場合は形状によって作業が変わりますので、1キロ当り○○円といった基準はありません。
小さなものから大きめのものまで様々ですのでお問い合わせください。

見た目の変化は?

一般に白っぽくなる物が多いです。

酸洗いと不動態化処理の違いは?

そもそも目的が違います。
酸洗いは溶接スケールや焼屯スケールの除去を一番の目的とし、不動態化処理は耐食性の付与を目的とします。