不動態膜の正体は

ステンレスに含まれるクロムが酸素と結びついて表層につくる薄く緻密な膜が不動態膜です。このクロムリッチな膜が腐食から素地を守ります。逆にクロムと酸素の結びつきが塩素などで壊されたり、クロムの欠乏部があったりするとサビが発生しやすくなります。