不動態化処理の業者選び

その品物は本当に不動態化処理されていますか?

酸洗処理と不動態化処理は本来、別な表面処理ですが一部の表面処理業者さんではその処理を混同してお客様に提供するケースがあるようです。
また、もともと不動態化処理を行っていない表面処理業者さんが、片手間で不動態化処理をして失敗したという話も良く聞きます。

酸洗は製品のスケール除去や清浄化を第一の目的にしています。
いっぽう不動態化処理はステンレス鋼の本来の耐食性を取り戻して、様々な加工で劣化した耐食性を復活させ強化するのが目的です。
図面上や、お客様の要求で不動態化処理とされている場合には本来の不動態化処理を行うことをお勧めします。

中野科学は多種多様なステンレス合金種に対応!

ステンレスと一口に言っても多種多様な合金種があり、特徴が全て違います。
また、製品の加工歴によっても状態が違ってくるために適切な不動態化処理をするためには経験と知識が要求されます。

「あれは出来るけど、これは出来ない」ということが無いようにステンレスのほとんど全ての合金種に対応すべく、不動態化処理液を幾種類も常に準備しています。

SUS201,202、301、302、303、303Se、303Cu、303Pb、304,304L,304H,XM-7、304N、305、308、309、309S、309Cb、310,310S、311、314、315、316,316L、316H、321、321H、329、347、347H、347S、347Se、AM350、AM355、Almar362、403,405,409、410、414、416、416Se、420、420J2、429、430F、430FSe、431、434、436、440A、440B、440C、440F、440FSe、442、446、XM-27、A286、13-8Mo、15-5、15-7Mo、17-4、17-7、630、その他

中野科学はステンレス製品産地である燕三条地域で五十有余年にわたり表面処理に携わってきた経験と知識で様々な要求にお応えします。