ステンレス(SUS)のカラー化

中野科学では、ステンレスの持つ素材の特徴「優れた耐食性、美しい研磨仕上がり」を損なうことなく、従来にはなかったステンレス素材のカラー化を実現しました。

ステンレスの酸化発色「サステインカラー

ステンレスの酸化発色「サステインカラー」ステンレスの表面に存在する不動態化膜(これによりステンレスは錆びにくく、長持ちします)を厚くして、光の干渉現象により、色を見せる技術です。
塗料・染料などを使わないカラーですのでリサイクルも容易なカラー化技術です。

ステンレスの酸化発色「サステインカラー」の詳細はこちら

ステンレスの染色処理「サスメイトカラー

ステンレスの染色処理「サスメイトカラー」ステンレス製品の鏡面光沢・ヘアラインなどの金属質感を損なうことなく染料を用いて、カラーステンレスにする表面処理です。
指紋が付いても変色することなく、容易にふき取りができます。
硬度の目安は約3Hですので、手で取り扱う製品類も傷の心配がありません。
色のバリエーションは、染料の種類に準じますので、様々な色を出すことが出来ます。

ステンレスの染色処理「サスメイトカラー」の詳細はこちら

ステンレスカラー化の活用例

有機物、微細なゴミなどの異物混入を嫌う現場で
「道具や部品を識別する」
「道具や部品を視認するため」ために活用されています。

【識別性】
道具・部品のサイズや用途・加工区分ごとに色分けした
トレイを使い分ける。
>>視認性の活用例の詳細はこちら
【視認性】
トレイに残った部品を色付きトレイで見やすくする。
>>非剥離性の識別色で利用される酸化発色

  • ステンレスの耐薬品性をそのままに、非剥離性の発色カラー
    性質はステンレスそのままです。寸法変化もありません。
    キズをきっかけに被膜が剥離することはありません。
  • 被膜は常態で約200℃までその色を保ちます。
    酸化発色処理品をオートクレーブで処理して使用している例もあります。
  • ステンレス以外の成分を含まず、耐食性が高い。
    色はステンレスの酸化被膜を厚くして光の干渉現象によって見えています。
    酸化被膜が厚くなっているため、耐食性も大きく向上しています。

ステンレス製品にカラー?

ステンレス製品にカラー?従来、ステンレス製品は研磨を行い、その光沢や素材の金属感を見せ高級感、清潔感を表現してきました。
それはステンレス鋼の特徴を生かした、古くからの賢い表面仕上げの方法です。

しかし一方で、その金属光沢を「冷たい」あるいは「硬い」イメージととらえる方もたくさんおられるようです。
他の金属であれば、塗装などをして暖かい、柔らかいイメージを演出するのですがステンレス製品では、表面を覆い隠す塗装をしてしまっては何のためにステンレス材料を使うのかわからないということになり、普通は塗装などをしないのが一般的です。

中野科学では、ステンレスの持つ素材の特徴「優れた耐食性、美しい研磨仕上がり」を損なうことなく、従来にはなかったステンレス素材のカラー化を実現しました。
更に、このカラー化技術はバフ研磨、ショットブラスト、その他の表面仕上げなどとの組み合わせで多様なバリエーションが可能です。

ステンレスの下地をそのまま生かせる技術だからこそ出来る、新しいカラーステンレス製品になります。

バフ研磨による金属光沢だけでは「冷たい・硬い」ステンレスもカラー化することで「暖かい・柔らかい」という印象に変えることができるはずです。

従来の表面処理(メッキ・塗装)は・・・

一般的な表面加飾の技術では、メッキ・塗装・印刷などがあります。

メッキは素材の上に電気化学的な方法あるいは、化学的な方法で金属コーティングをするものです。

これは古くからあり、現在では様々なメッキが開発されていますが、表面を金属コーティングをして素材そのものを覆うことで材料の欠点を補うという考えのものです。
材料の欠点とは、耐腐食性があまりよくない、硬さが足りない、見た目が良くないなどですが、とにかく機能的・装飾的に改善するのがメッキの目的です。

塗装は塗料で表面を覆うものですので、一種のコーティングです。サビ止めを目的としたり、色をつけて付加価値を上げたり、バリエーションを増やしたりなど、いろいろな用途で使われます。

メッキも、塗装もステンレスにはあまり使われることがありません。それは、折角のステンレス素材の良さである、「優れた耐食性、美しい研磨仕上がり」を逆に覆い隠してしまうものだからです。

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